10年前私をオタクにした奴らは全員オタ卒してる不条理な世の中

な〜にが二宮くんの虹本当いいから!!一回見て見てよ!!だよ!!

我が愛しき国民的アイドルには、理屈よりリキュールを。

 

いろいろと、感情が追い付かないので、とりあえず心の整理をしようと、PCを開きました。

本当は、ベイストが始まるまでキノコの山で家で冷えてたクリアアサヒと、贅沢絞りをのみながら、24時間テレビ見返そうと思ってたんだけどなあ。

たけのこの里は我慢できずに昨日食べました。)

(言うて酒は飲んでますね。家で冷えているんだからそれは仕方ない)

 

誰かに読んでもらうというよりは、気持ちを、今の気持ちを残したいので書き殴ります。

たぶん、長くなります。あまり読みやすい文章ではありませんので、そこはご自身が義務教育で鍛えた読解力をフルにお使いください。

 

※会報の最新版、24時間TV、5x20のネタバレ等々含みますので、最近のアラシゴト終えていない方は読むのをお控えください。

できればどれも、素性の分からないオタクのフィルターを通してではなく、ご自身で嵐の愛を受け取ってください。

※この記事は嵐の活動休止に関する内容を含んでいます。というかその話ですので、メンタル弱ってる嵐のファンの方はまた来てね。

※嵐の話といか自分の話になってしまった…。猛反省。

 

 

 

あの日、

活動休止を発表された日。

 

家にいた私は、友達からの「大丈夫!?」というメッセージでそれを知った。

正直何が?だったけど、とりあえず「大丈夫だよ」と返した。

「何の話?」

と聞き返す前に

「よかった。ネットで大変になっているから…。」

と。

 

嫌な予感しかしないまま、Twitterを開くと、トレンドに「嵐」の文字が。

本能的に「見ちゃだめだ」と思い、直ぐにTwitterを閉じた。

心臓の音だけが聞こえる中、嵐に何かあったことだけはわかって、直ぐにFCのログインをした。

それからは、しばらく何度も何度も動画を見ていた。多分、その時すでに泣いていたと思うけれど、正直あまり覚えていない。

ただ、憔悴しきった智君と、いつも通りふるまう四人、どちらも苦しくて、息ができないような感覚だった。

にもかかわらず、ここまで情報がリークされなかったこと、FC動画で最初に伝えてくれたことに、どうしようもない誇らしさのようなものを感じていた。

 

落ち着いてTwitterを開くと、記者会見の情報と、それが放送されるであろう番組の特定が既にされていた。

こんな時でもオタクはネットに強いな…。

そう思いながら、同じように苦しそうなフォロワーさんの様子を見ていた。けど、言葉は何もかけられなかった。

しばらくして、嵐の記者会見の写真がニュース記事にアップされた。

 

 

なんだこれ

 

素直にそう思った。

そこにいるのは、笑顔の、いつも通りの嵐だった。

スーツを着て、神妙な顔をしている嵐はいなかった。

 

 

10時。

ニュース番組が始まって、すぐに嵐の記者会見の様子が流れて始めた。

 

「活動休止記者会見」

 

なかなか重い名目だ。

それなのに「ワイルドアットハート」のイントロと共に登場する嵐。

それから記者会見を見て、ずっと泣いて、泣いて、泣いていたけれど、どうしようもなく嬉しかった。

 

アイドルとは、偶像である。

 

虚像だ。幻想だ。そんなことは分かっている。

だから、私が見ている嵐は、彼らが見せてくれる幻想に、私の願望を勝手に上乗せしている。そんなことをいつも心に置きながら、嵐を応援していた。

 

そのはずだったのに。

 

皮肉なことに、あの記者会見に登壇したのは、私が勝手に信じていた嵐そのものだった。

 

 

好き。大好き。大好きだ。

 

 

彼らが言葉を重ねるたび、視線を投げかけるたび、微笑むたびに、好きという気持ちがあふれて、どうしようもなくなった。

恐ろしいほど全てが嵐主導権のもとに行われていく。

こんなことある?

周到に準備された今日(後に今日だけではなかったことを嫌というほど思い知る)の全ては、嵐を応援するすべての人に、何よりも「いつも見ている私たち」のためのものだ。

 

ああ、どうしよう。智くんが好きだ、翔くんが好きだ、相葉くんが好きだ、潤くんが好きだ、

嵐を好きになるきっかけをくれた、二宮くんが私は大好きなんだ。

泣きながらも「愛されている」という幸福感が心を満たした。

今、この瞬間だけは、馬鹿らしい疑似恋愛の正解を信じさせてほしい。

そう思いながら、泣き疲れて眠るまで記者会見を見ていた。

 

翌日からは、いろんな人が好きなように嵐の話をしていた。

心無い言葉もあったし、逆に暖かくて素敵な話もあったと思う。

でも私はどれも真剣に読む気になれなかった。うまくえないけれど、そうやって嵐が消費されていくのが哀しくて仕方がなかった。

だれも話題にださないで、心配しないで、国民的アイドルの彼らの今くらい、ファンだけに独り占めさせて。

どうしようもない私は、結局Mステを見るまでの期間、泣きじゃくることしかできなかった。

 

そんな思いを抱えた日から、季節が巡って夏が来た。

いろんなことがあった。

 

ライブがあった。

展覧会の発表があった。

ワクワク学校があった。

ベストアルバムの発売があった。

初日に見てから、5x20、は聞いていない。(聞けない)

 

 

そして

24時間TVの前日、我が家に会報が届いた。

 

ただただやばいということ、あとおそらく二宮プロデュースであるということ。

相変わらず渋い色の開けづらい封筒を開けると、真っ白な表紙に[ARASHI]の文字。

全く意味が分からないけれど、私は表紙だけで大号泣してしまった。

読みたいような、読みたくないような。

 

表紙をめくると趣旨説明が。

二宮くんのプロデュースであること。

メンバーが作文を書いたこと。

テーマが「自分について」であること。

 

そこで私はワンワン泣いた。声をあげて泣いた。

二宮和也という人間は、普段からを語るような人間ではない。と、思っている。

取材やインタビューでは、それっぽい言葉を吐いたり、煙にまいたりするような人で、しょうがないな、と思いながらもその言葉の片隅から、彼の真理を想像することが好きだった。

そんな、彼が。

自主的にこの企画を選んだのだ。

泣かずにいられるか、これが。

なにか伝えたいことがあったのか、それともメンバー各々が伝えるべきだと思うことがあったのか、24時間TV直前に届いたこの手紙は、果たして偶然なのか。

このタイミングで、なぜテーマが「自分について」だったのか…。

この数カ月、いや、数年。嵐とは何か、を世間に求められ続けた彼が何を思ったのか。

それはたぶん一生分からないし、想像は想像でしかないんだろう。

東京事変さんのことばをお借りするのであれば。

 

There is nothing true

On the underside

To know everything 

Face front and look outside.

 

裏側に真意はない。

すべてを知りたいなら、表面を見て。

(ハンサムすぎて)

 

 

そうして。

(やっと本題。)

(もうすでに二時間弱経過してる)

 

待ちにまった24時間TV。

の終盤。

 

正直手紙は読むだろうなって。

でも番宣番組で何度も相葉くんの手紙のシーンが流れるのを見るたびに、世間に求められる「感動する嵐」「仲良し嵐」「切ないお別れをする嵐」があるんだろうなって。

…嫌だなあって。

 

 

そんな気持ちと裏腹に相葉くんが手紙を読むことが発表されて。

読む前に

「お時間いただいてすみません」「たくさんの人の前ですみません」

「僕ですみません」

 

(ああ、文字にしたら泣けてきた…)

 

何度も謝る相葉くんがいて。

こんな時でも相葉くんは相葉くんで。

未だに僕ですみませんって言うんだよ。この人。

今一番忙しいの君じゃん。レギュラー多いの君じゃん。

めちゃくちゃいいドラマ昨日見せてくれたの君じゃん。

 

言葉を詰まらせながらも、泣かなかった相葉くん。

優しくて、自分の気持を押し殺してばかりいたのに、こんなにも強く

「もう一度、嵐を」

という思いをはっきり口にした相葉くん。

 

ちゃんと、言える関係になったんだね。

そう思うと涙が止まらなかった。

 

正直もう、個人でも十分やっていけるじゃん。

各々。

そりゃあ、グループの後ろ盾がなくなれば仕事は減るだろうけれど。

それでもずいぶん地盤はできているはずだから、望めばある程度の物が手に入る地位は持っているし。

ましてや相葉くんは個人のレギュラー番組でめちゃくちゃ大事にされてて。

そこだってきっと十分居心地がいいはずだと思うの。

 

過去の栄光が、とか、夢の為とか、もちろんあるんだろうけれど

結局のところ「嵐が好きで、5人で一緒にいたい」

ただ、それだけなんだろうなあって。

そんな、目を覆いたくなるほどの純粋な気持ちが見えた気がして。

苦しくて苦しくてボロボロ泣いた。

 

メンバーのコメントにはいろいろな憶測が出ていたけれど。

私はとにかく、二宮和也が何も語らなかったから。

嵐は5人だけのものだと。

ファンを前にマウントを取るような男だから(笑)

いいよ今は共有しなくて。

相葉くんの手紙を聞いた、今のその気持ちを、ただただ独り占めにして欲しいと。そう願うばかりだった。

 

そして、

最愛のパートナーと言われて顔が崩れた潤くんの素直さを

こんな時でもファンに向けて歌うことを忘れなかった翔くんの愛情深さを

そして、Mステの時は見せてくれなかった笑顔を見せてくれた智君の気持を。

今はそれだけを信じようと思う。

 

嵐が戻ってくるかは正直わからないし、

戻って来た時に彼らが望む形かどうかもわからないし、

私がずっとすきでいられる保証もないし…、

そして、

待ってるね、という言葉が、彼らに向ける言葉として正しいかどうかも私は図りかねている。

 

ただ今は、嵐は嵐が大好きで。

その次くらいにはファンを愛してくれていて。

今この瞬間同じ青春を生きていると、それだけが確かで。

それだけを信じようと思う。

 

明日からまた、嵐のことは美談のひとつとして紹介されるだろうけれど。

まあ、国民的アイドルだからしょうがないよね(笑)

誰からも好かれる人を好きでいるのは、

いつだって誇らしくて、常にちょっとだけ寂しいものだと。

この10年で思い知ったので。

せめてこの気持ちだけは、ファンの、私だけのものだと。

健気な女でいてあげますから(笑)

 

だから嵐ーーーー!!!!

こんないい女が都合よく愛とお金を渡すから!!!

ごちゃごちゃ考えすぎず、せめて2020年末までしっかり青春しろよな!!!!!

あんまり情けない姿見せたらすぐ後輩に浮気するからな!!!!!

 

 

 

 

勢いで書き始めたら、おもったよりめちゃくちゃになってしまったし、既に3時間が経過してしまった…。

とりあえずすっきりはしましたし、今日も嵐が好きだなって思っています。

落ち着いたら書き直す…。と思います。

相葉くんの会報記事も途中だしね!

(もう次の次の会報届いていますが…)

とりあえずクリアアサヒが空なので、録画整理しながら贅沢絞りにいきますか!

 

長々と読んでくださりありがとうございました~!

 

 

最後に一つだけ。

 

 

 

 

月曜日有給休暇とった一カ月前の私に、

マジでっかい感謝!!!!!